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冬でもシロアリ点検は必要|冬にこそ確認すべき理由は?

“冬だからシロアリはいない”
そう思われている人は多いのではないでしょうか?

たしかに、冬になるとシロアリを見かけることが減るため、大丈夫だと安心してしまうことでしょう。しかし、シロアリは寒い冬でもゆっくりにはなりますが活動を続けています。そんな冬だからこそ確認しておきたいポイントがあります。冬だから点検や再施工が無駄になるという事はありません。

今回は冬のシロアリの生態から、冬でも点検が必要な理由と、点検を後回しにするリスクについて解説します。

実は、シロアリは冬でも活動しているんです

冬になると気温が下がるため、羽アリの発生など生活の中で目にする機会は極端に減ります。そのため「春になってから点検すればいいや」といった考えになる方が多いです。
ただ見えないだけで、シロアリがいなくなったり、被害の進行が止まることはありません。

見えないからいないではない

シロアリは乾燥や空気の流れが苦手なため、蟻道を通ったり、木材の内部を食害して進みます。木材の表面は綺麗なままなことが多く、被害に気付きにくい事が特徴です。特に冬場は人間の見えない場所でゆっくりと活動しているため、気づいた時には被害が広がっていることもあります。

床下はシロアリの好む環境が整っている!

床下や基礎の内側は暗く、湿気があり、温度変化の少ない環境が一年中安定しているため、シロアリが好む環境が整っています。冬は活動が鈍くなり、被害の進行速度は遅くなりますが、完全に止まるわけではありません。冬だから被害がないのではなく、被害が進みにくい季節が正解です。

冬にシロアリ点検を行うメリット

冬はシロアリによる被害が拡大しにくいため、現在の建物の状態を把握するのにぴったりの季節です。既に被害があるのか、被害はなく予防でお住まいを維持できるのかを正確に判断できます。

予防という観点においても、冬の内に点検を行い、必要な対策を行うことで、春以降シロアリが活発になった際に被害拡大を防ぐことができます。

点検をせずに春を迎えるリスクは?

春になるとシロアリは羽アリとなり飛び立ちます。羽アリを見かけてから慌てて点検を依頼した時には、すでに被害が進行していることも。シロアリは早期発見をすることで修繕費の削減にもつながります。また、羽アリシーズンは問い合わせが多くなる傾向にあります。そのため、すぐ来てほしくてもしばらく待たなければならないこともあります。

シロアリ点検は「気づいた時」が最適なタイミング

シロアリ対策で重要なのは、季節ではなく建物の状態です。年数の経過や環境によってリスクが高まります。シロアリについて気になった今のタイミングが点検の最適なタイミングです。まずは点検で現状把握をすることが大切です。

冬の点検は無駄ではなく安全への「備え」

冬のシロアリは静かに活動しているため、大丈夫だろうと後回しにしがちですが、点検や再施工が不要になるわけではありません。被害を未然に防ぐためにも、気になったタイミングでの点検がお住まいを守る近道になります。

まずは一度、プロに点検を依頼してみてはいかがでしょうか。

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